大野教会堂は外海地方の中心地出津から約4km北上した五島灘を望む大野郷の山あいの中腹にあります。 当教会堂は従来出津教会に所属していた信者が老弱等のため、出津まで出向くのに困難な神浦、大野の信者のために明治26年(1893)にド・ロ神父(1840~1914)によって建設されたもので、設計及び施工指導はド・ロ神父自身であり、ド・ロ神父の自費と信者の奉仕によって完成したものです。 昭和47年(1972)2月4日長崎県の文化財として指定されました。 現在は秋に一度、ミサが行われています。